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【新お献立】有馬に集い、桜花から新緑の春の出会いものを愉しむ

2022.03.01 お知らせ

長引くウィズコロナ、出口が見えぬまま陽春を迎えようとしています。命芽吹く春に季節の旬食材の出会いものに工夫を凝らし、向い風を追い風に変えるような献立をお楽しみください。冷泉為紀は有馬の春を「春の夜も 眺めはよろし 名なし負ふ 有明桜 さかりなるころ」と詠んでおります。日に日に春めいてくる有馬を枝垂れ桜で有名な善福寺から新緑をお楽しみいただける炭酸泉源公園まで春散歩をお楽しみいただくのも一興です。

【和食の出会いものとは】
旬を同じくした山と海の幸がともに美味しくいただける組み合わせのこと。例えば有名なところで春が旬の若竹煮。わかめと筍を一緒に炊いた物ですが、それぞれ単体で食べるより一層味わい深くなります。遠く離れた海で獲れたものと山で採れたもの、このふたつが奇跡的に「出会ったらとても美味しかった」と言ったところでしょうか。

有馬に集い、桜花から新緑の春の出会いものを愉しむ
~春風に誘われ、命芽吹く春探しに出かけよう~

【先付】春兆饗宴
流氷が去って甘味を増すこの時期のタラバ蟹にいくらの食感とキャビアのコクを合せ、春の旬食材を桜ジュレでまとめた豪華なスターターです。

【八寸】桜華賑わい八寸
陽春を迎へ、有馬に集う情景を表現した品々です。季節の出会いものをお楽しみください。

【煮椀物】桜花爛漫
産卵前の春から夏が旬のアイナメを香ばしく、桜をオマージュして仕上げ、出汁に満開後の花吹雪く情景をみたてました。

【造り】春鮮五種
メインの真鯛は桜のチップで冷やし燻製に仕上げました。季節のお造りと併せてお楽しみください。

【強肴】春の賑わい変わりしゃぶ
ゆず胡椒がアクセントの和出汁に神戸牛と山海の食材をくぐらせ、お召し上がりください。 神戸牛ならではの口の中で解ける旨味を和出汁に洋のソースを合せて、召し上がるのも一興です。

【留皿】春彩緑祭
春から新緑の季節にかけて次々と旬を迎える山菜と魚をさっぱりと寄せ揚げに仕立てました。

【食事とデザート】くす玉銀彩三段重
〆は桜鱒と鱒子にとろろ筍ご飯の出会いものです。それぞれの個性が合わさった口福をお楽しみ下さい。オリジナルデザートは自慢の自家製の甘味です。甘すぎず、さっぱりと食後の仕上げにどうぞ。